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ごみ分別に理解を
30地区で懇談会
串本町
リサイクル率は23%


 串本町役場環境衛生課は先月末から、ごみ分別に関する地区懇談会を開き、ごみ処理の現状や資源化の必要性を訴えている。今月末まで30カ所で予定。
 現在は13分別で、近隣では新宮市の20に次いで多いが、全国では標準的。合併前に比べ、ビニール・廃プラスチックの分別が増えた他、旧古座町地区では10月からこれまでステーション回収だったペットボトル、発泡スチロールが拠点回収に変更。スムーズに移行できるよう解説している。
 先頃行われた伊串地区では、64人が出席するなど高い関心を見せた。

 全国で埋立処分場は満杯寸前。同町も「現状ではあと数年が限界」という。2005年度の総ごみ量見込みは8600トン。内、リサイクルごみは2000トン(23%)。リサイクル化が進んだことで、埋立ごみは900トン。ピークだった90年の3500トンから激減している。

 重量はないが、容積の大きいペットボトル(年間約58万本)、発砲スチロール(同500立方メートル)が分別されたことが影響している。旧古座町の40カ所が加わり、拠点回収は100カ所に。ステーションと違い、いつでも出せるのが利点だが反面、場所が限られる。状況を見て、新たな設置を検討するという。

 参加住民からは「ごみ量が一番多い廃プラの回収を増やして欲しい」、「汚い発砲スチロールもリサイクルできるのか」と質問が出た。
 同課は「回収日増は来年度検討」、「洗っても落ちないような汚れは埋立へ」と答弁。他にも「雨の日でも古紙は出せる」、「大きなごみも切断して袋に入れれば、多少はみ出ても回収できる」と疑問に答えた。

 70代の女性は「分別が変わっても特に難しいと思わない。ただ、夫一人だと対応できないと思う。マナー違反の人も目立つ」と話していた。
 鈴木幸夫課長は「環境問題は生活にもっとも近い問題で、みなさんの協力の比重が大きい」と呼びかけている。

串本町05年度ごみ量(見込み)
【非リサイクル】
可燃5400トン
硬質プラスチック300トン
埋立900トン
【リサイクルごみ】
缶・ビン類460トン
ビニール・廃プラ
540トン
古紙類950トン
ペットボトル35トン
発泡スチロール9トン
乾電池6トン


ごみ分別に理解を求める地区懇談会=串本町の伊串集会所で
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