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新校歌の作詞は生徒で
和深、田並、有田3中統合
串本町


 来春統合される串本町の和深、田並、有田3中学校の全生徒52人が、新しく誕生する串本西中学校(仮)の校歌の作詞に取り組んでいる。生徒が校歌を作詞するのは非常に珍しいという。
 1998年に統合した大島小の校歌を作詞した西村良彦・和深中校長が3校で作詞教室を開講。「大事なのは自分の持つイメージ。こんな学校になったらいいという思いを自由に表現して」とアドバイスをおくっている。
 5日は田並中(橋本博校長、15人)で行われ、全校生徒が大島小校歌を参考に、作詞法を学習。情景や思い、色や花など串本西中のイメージを膨らませながら、言葉を紡ぎ出した。
 今川愛梨さん(1)は「温かなオレンジ色が思い浮かぶ。学校は勉強より友達のイメージが強い。『僕』とか『私』の言葉を入れたい。周囲を見渡すと山、川とか自然がいっぱいでそんな雰囲気も出せたら」とペンを走らせる。統合の実感はまだないが、「新しい友達が増えるのは楽しみ」と話していた。
 松野下恭平君(2)は「すぐに思い浮かぶのは山、緑。詞にはならないかもしれないけど、単語を並べてみたい」と悪戦苦闘した。
 12日に締め切り、集まった3校分の作品を西村校長が編集。統合推進協議会の承認を受けて、作曲家に曲作りを依頼する。今年中に完成させて各校で練習し、春の開校式でお披露目する予定。
 西村校長は「若い感性でどんな詞が誕生するか楽しみ」と話している。


統合新中学校の校歌作詞に挑戦する田並中生徒ら。右は指導する西村和深中校長=5日、田並中
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