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最南端の夏は涼しい!?
真夏日は大阪の36%
潮岬測候所


 今夏(6〜8月)の平均気温は全国高温で特に西日本は平年差+0・9度、真夏日(最高気温30度以上)日数も、ほぼ全国的に平年を上回った。
 本州最南端、串本町潮岬もさぞ暑い夏だったと思いきや、他の地域と比較すると意外と高くないことが気象庁のまとめで明らかになった。

 潮岬測候所の観測によると、平均気温は24・8度で平年の+0・2度。近畿二府四県では兵庫県洲本市の24・7度(平年差+0・4度)に次いで低く、平年差はもっとも小さかった。
 24・8度は東海、北陸と比較しても低く、千葉市と同じ。新潟市でも24・6度、福井市などは25・2度で潮岬を上回っている。
 真夏日の日数もダントツで少なく25日(7月=5日、8月=20日)。35度を超えた日はゼロだった。
 近畿で唯一平均気温が潮岬より低かった洲本市でも真夏日は41日、近畿でもっとも多い大阪市は69日もあった。

 そのトリックは海洋性の気候。潮岬測候所によると、夏場は周囲より低い海水温が影響し、気温の逃げ場所も多いため、最南端のイメージに反して、高温になりにくい。逆に都会は気温、風の逃げ場がないため、熱がこもるという。
 ただし海からの風は湿気を含み、湿度は高いため、過ごしやすい夏だったとはいいきれない。一方で冬は周囲より高い海水温が影響して温暖。南国らしさを発揮して過ごしやすい。


最南端の夏、実は涼しかった?
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