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揺れたら遠くより高く
市民災害救援講座で津波対策など
新宮市


 新宮市、市社会福祉協議会など主催の「市民災害救援講座」が10日、新宮市福祉センターであった。受講生24人が参加し、「新宮市の防災計画」をテーマにした講義を受けたほか、救命講習や非常食の試食などを実施し、防災に対する知識を深めた。
 東南海・南海地震が発生した際、新宮市沿岸部は最大波高約5・2メートルの津波が約12分で到達すると予測されている。市防災対策課の日浦規行さんは「シミュレーションでは市街地に津波は入ってこないことになっているが自然災害は予測できないところがあるので安心できない。揺れを感じた時は遠くより高いところへ避難するよう心がけてほしい」と呼び掛けた。
 日浦さんは東海地震にも警戒が必要と、新宮市から約25キロメートルしか離れていない熊野市が防災対策強化地域に指定されていることを紹介。国から警戒宣言が発表された際、強化地域内では、学校はその場で中断し保護者に子どもを引き渡すことや、車の交通規制などの厳しい規制があるとし、新宮市もそれに準じる対策が必要と述べた。
 また、避難所には高齢者や子どもなどの弱者を避難させ、元気な人は地域に戻って救出活動や消火活動に取り組んで欲しいと呼び掛けた。
 普通救命法の講義と実技では、新宮市消防本部救急担当の益子敏充さん、堀口和也さん、長尾知明さんの3人が、心肺蘇生法、止血法などを指導。最後に質疑応答が行われた。
 最終回の第4回は11月23日(水・祝)、同センターで開かれる。災害シミュレーション、起震車体験、修了式などが行われる。


新宮市防災対策課の日浦規行さん(左)の話を熱心に聴く受講者たち=10日、新宮市福祉センター
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