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敬老の日前に長寿祝う

 敬老の日を前に13日、串本町と古座川町で町長が高齢者を訪問し、長寿を祝った。


元気は気の持ちよう
松原つるのさん(103)串本町


 串本町の最高齢者は103歳の松原つるのさん=明治35年6月生まれ=(串本)。松原繁樹町長がショートステイ中のにしき園を訪れると大歓迎で、同じ「松原」同士、ルーツの話題に花が咲いた。
 編み物が得意で最近まで、人形の服を作ってはプレゼントしていたという。施設内でも面倒見の良さは評判で、職員の手伝いまでしようとする働き者。
 元気の秘訣は「美味しく食べて、遊んで、話して、歌う。気の持ちようです」とニコリ。記念品を手渡した松原町長に「達者で長生きしてくださいよ」と逆にエールをおくる余裕を見せ、笑いを誘った。
 同町の高齢者訪問対象は100歳以上(今年度中)で11人。95歳以上だと85人、65歳以上は6755人いる(8月末現在)。


何でも美味しい
前田とめさん(99)古座川町


 古座川町では在宅最高齢、99歳の前田とめさん=明治39年3月生まれ=(明神)を奧根公平町長が訪問。前田さんは談笑しながら、奧根町長自慢のカメラでの撮影に応じた。
 健康の秘訣は「何でも美味しくいただくこと」。毎日約2時間の畑仕事で作った野菜、親類などからもらった魚を自分で調理して食べている。
 「一人暮らしだけど、周囲の人が助けてくれて幸せ」とニッコリ。「子どもらが一緒に住もうといってくれるけど、40年近くいる今の家が好き。当初から古くて、今はもっと古くなったけど、落ち着く」と話す。
 週に2回ヘルパーが訪れる他は、身の回りのことは大抵一人でできる。「これからダイコンをまきたい。今から収穫が楽しみ」。もうすぐ100歳を迎えるが、「昔は良かった」と振り返る訳でなく、常に前を向く姿勢こそ元気の秘訣のようだ。
 同町では施設入所者を含めると100歳以上(今年度中)は4人。85歳以上は232人。


松原町長とルーツを語る松原つるのさん=13日、串本町のにしき園で


奧根町長と談笑する前田とめさん=13日、古座川町明神の自宅で
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