| 南紀州新聞社 | ||
![]() |
||
慰霊碑前で鎮魂の舞 串本町トルコ民族舞踊団が奉納 エ号遭難115周年 串本町の有志らよるトルコ民族舞踊団(丸石恵子代表、23人)10人は17日、トルコ軍艦エルトゥールル号遭難の日(16日)にちなみ、樫野の慰霊碑前で、殉職者と救援活動した地元の先人に、舞踊を奉納。観光客らを、あふれる異国情緒で魅了した。 エ号が同町樫野沖で台風に遭い、沈没したのは1890年(明治23年)。今年は115周年にあたる。587人が命を落とす悲劇だったが、大島島民が困難な状況下で懸命に救援活動したことが、同町とトルコの長い友好の始まりとなった。 民族舞踊団は町とトルコの絆を深め、友好をPRするため、5年前に結成。立ち上げこそ行政主導だったが、メンバーも20〜60代と幅広く揃い自主運営に。月2回、1時間30分の練習を重ね、各種イベントに出演。遭難の日は毎年、献花を続けている。 舞踊は姉妹都市メルシン市近郊、シリフケ地方のもので、カシュク(木のスプーン)を両手に2本ずつ持ち、「カチカチ」と鳴らしながら踊るのが特徴。比較的難度は高いが、留学生の指導やビデオで習得。今回は民族衣装姿で、「ゲラリ」など5曲を披露した。 西洋音楽にない拍子で、ステップも独特。人前で初披露した和田芳佳さん(21)は「見るのとやるのは大違いで、ステップが難しい」と苦笑い。 先頃、トルコを訪問した際、本場の舞踊を見てきたが「動きが早いのにみんな笑顔。少しでも近づきたい。同世代の人にも体験して欲しい」と呼びかけた。 丸石代表は「踊りをきっかけに、トルコとの友好や文化に興味を持ってもらいたい。いつか、本場に行って一緒に踊るのが夢」と話している。 11月11、12日には115周年記念式典が催される。同舞踊団も出演予定。 |
![]() トルコ民族舞踊団が慰霊碑前で舞踊を奉納=17日、串本町樫野 |
|
| ニュース一覧 | ||
| | ご意見、ご要望 | 著作権について | リンクについて | 個人情報について | Copyright (C) 2005, Minamikisyu Shimbun, All rights reserved. 南紀州ウェブプレスに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。 著作権は南紀州新聞社またはその情報提供者に属します。 |