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“ムツゴロウ”の気分で
ハッピーマンデー
「池にごし」
古座川町


 古座川町西川の船原地区で19日「池にごし」が行われ、町内外から約300人が参加。大きいタモ網を手に、コイやウナギを追いかけ泥の感触を楽しんだ。
 「池にごし」とは、ため池の底にたまった泥を清掃する農業行事。重労働だけに娯楽性を加え、池にコイやウナギの稚魚を放流。それが生長するころ水を抜き泥をさらって、タモで捕獲するという古(いにしえ)より伝わる農家の祭り。 
 秋晴れのこの日、井上秀隆古座川町助役、広畑幹郎西川区長のあいさつのあと、ピストルの合図で「池にごし」がスタート。
 参加者らは、一斉に池に入り腰までつかる泥に足をすくわれながら、ウナギやコイを「ゲット」。池のあちこちで大きな歓声が沸いた。
 途中、ウナギを追加投入する一幕もあり、さらに「池にごし」はヒートアップ。15個ある池の“ひ”を抜き終わるころには、すっかり“干拓”状態に。子どもも大人も“ムツゴロウ”気分を楽しんでいた。
 同町真砂の三嶋忠さんは「伝統の行事に家族で参加。捕まえたのはウナギ2匹だったが、少年の日に戻ったようで面白かった」と話していた。


池の中に“お宝”あり。にぎわった船原の「池にごし」
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