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水しぶき上げ「突き合い」
猛暑の天満神社例祭
串本町田並


 串本町田並、天満神社(坂成芳郎宮司)の例祭(芝繁実行委員長)が25日に営まれ、照りつける太陽の下、祭ばやしを響かせた。
 最大の見せ場は御旅所を目指す神輿と幟(のぼり)差しが、浜辺で水しぶきを上げ、激突する「突き合い」。祭神・菅原道真(849〜903)が太宰府に流されるのを遅らせようとした民衆の気持ちを表してるという。
 海に飛び込み気勢をあげた神輿担ぎが陸に向かってダッシュすると、幟差しが立ちはだかる。「回せ、回せ」と神輿は回転させられ、前方に進めない。あわや海中に転落のシーンもあったが、ようやく押し切って陸に戻ると、観衆から拍手が起こった。
 続いて、獅子舞(浅利淳獅子長)が奉納され、天狗役で4年目の小さなベテラン、懸橋龍治君と池尻大海君(田並小4)、今年デビューの浅利亮裕君(田並小2)が登場。勇壮さの中にもかわいらしさが光り、一際大きな声援を浴びた。
 浅利君は「バッチリだった」、父親で初めて獅子長を務めた淳さんも「順調に進んで良かった」と「1年生」親子の表情は、この日の天気のように快晴だった。
 同町は10月8―10日から、串本の潮崎本之宮神社をはじめ、各地区で秋祭りラッシュ。地元では「田並が晴れると、串本は雨」といわれるが、さて。


水しぶき上げて「突き合い」=25日、串本町田並
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