南紀州新聞社 ホーム
mark

65年ぶりに家族の手により陽の目
男性らが書いた「力」の寄せ書き
日章旗


 日中戦争で出征した故山下格さん (那智勝浦町) のお守りとして寄せ書きされた日章旗がこのほど、 約65年ぶりに家族の手により陽の目を見た。 これを大切に保管していたのは妻の山下文さん (86)。 山下さんの家の引っ越し中に娘の平喜子さんが見つけた。

 旗には 「山下格」 とあり、 日の丸の周りには男性たちが書いた 「力」 の文字が寄せ書きされている。 ところどころ染みがあるが、 破れておらず、 全体的に保存状態はよい。
 故山下さんは昭和14年に召集を受けて和歌山市の歩兵第61連隊に入隊。 日中戦争に出征して、 2年後に無事帰還した。 昭和17年に再度召集を受けたが、 この時は健康を理由に即日帰郷を命ぜられたという。 昭和49年に59歳という若さで亡くなった。
 平さんは 「日章旗を初めて目にしました。 母が大事に持っていた父の大切な思い出の品なので、 これからも大切に保管していきたい」 と話した。


約65年ぶりに陽の目を見た日章旗
ニュース一覧
| ご意見、ご要望 | 著作権について | リンクについて | 個人情報について |
Copyright (C) 2006, Minamikisyu Shimbun, All rights reserved.
南紀州ウェブプレスに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権は南紀州新聞社またはその情報提供者に属します。