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西の岡に古墳はあるか? 過去に勾玉出土の記録 工事前に確認調査 串本町 串本町串本、 串本小学校近くの西の岡で4日から、 県文化遺産課が埋蔵文化財の確認調査を行っている。 同地からは1898 (明治31) 年、 勾玉 (まがたま) が採集された記録があるが、 専門員による調査は初めて。 出土品次第では本州最南端の古墳となる可能性があり、 古代史ファンの注目を集めている。 西の岡は県の遺跡地図に、 古墳の可能性がある埋蔵文化財包蔵地 (※) として記載されている。 このほど、 県の急傾斜工事の対象区域に入ったため、 文化庁の指導で、 遺跡の確認調査に乗り出した。 昭和40年代の遺跡地図作製時の調査記録やことし3月の事前調査で、 古墳の可能性の高いポイントを判定。 文化財包蔵地の有無から、 遺跡の広がり、 深さなど調べる。 出土したとされる勾玉 (長さ3・8センチ、 碧玉製) は、 文化遺産課の調査で古墳時代のものと確認されたが、 現地は畑などに利用され、 地形が大きく改変されている。 同課の萩野谷正宏技師によると6日現在、 目立った出土物はないという。 仮に古墳を証明するような出土品が発見された場合、 工事関係者や地元住民と保存を協議。 本格的な調査を行う可能性がある。 串本町史史料編では、 1898年に土砂の採掘中に勾玉を採集。 ほかに、 棒状の鉄製品や大型ろうそく状の石製品などが出土したと記載している。 現存しているのは勾玉のみ。 ※文化財を包蔵する土地。 遺跡台帳に記載のある遺跡のほか、 外形的な判断や伝説などで地域社会に広く認められている土地も含まれる。 |
![]() 西の岡で埋蔵文化財の確認調査が行われている=6日、 串本町串本 ![]() 1898年に出土したとされる勾玉。 形状から古墳時代中期のもの |
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