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ネット販売で成功 宮武和広さんが講演 「負けへんで」 広域商工会 「くろしお協議会」 は6日夜、 那智勝浦町商工会館3階で大阪・心斎橋の傘専門店 「みや竹」 の経営者、 宮武和広さんを招いて 「ビジネスチャンスの研究」 講演会を開催した。 宮武さんは閉店に追い込まれた老舗の傘屋をインターネットビジネスで復活させた。 宮武さんの商売にかける情熱があふれるような講演で聴講者は 「元気をもらった」 と喜んでいた。 100年以上続く老舗の4代目の社長となった宮武さんは何度も商売の危機を感じていたが 「店が倒産して初めて目が覚めた。 インターネットに可能性を感じて賭けた」。 しかし、 ブランドメーカーとのトラブルから外国の一流品が扱えなくなる危機に陥るなど何度もピンチに見舞われる。 「脇役を主役にしよう」 と職人がつくった傘をメーンに扱おうと決断し、 全国の傘職人を回って自分の目で確かめ交渉したという。 外国の安い傘が大量に出回るなか 「自分だけのものを持ちたい」 という消費者の風潮に乗り、 職人がつくった傘が当たった。 「負けへんでというのが私のスローガン。 世に言う勝ち組ではなく私は自分に勝つ、 “克ち”組です」。 インターネットでの取引は 「何を売るか」 ではなく 「何を売りにするか」 が重要で、 オールラウンドな物から絞り込むことが必要と説いた。 「人は現実の財布と形のない心の財布の2つを持っている。 私はこれだけはお金に糸目をつけないというこだわりの物がある。 この心の財布を開けさせることが必要」 とし、 提案・限定・予約型商売がインターネットの特長と話した。 メールの使い方やクレーム対処法などもユーモアを交えて紹介した。 バーゲンプライスではない適正な 「フェアプライス」、 長く使ってもらうための 「アフターマーケット」、 独自の企画で 「オンリーワン」 をつくる。 この3つがキーワードとした上で 「長いことやっているだけでは老舗とは言えない。 この3つでつくったトライアングルで商売する店が老舗」 と講演を締めくくった。 |
![]() 商売への情熱あふれる宮武和広さんの講演が聴講者の心を打った ![]() 那智勝浦町商工会館3階は満席。 インターネットビジネスのアイデアに耳を傾けた=6日、 那智勝浦町 |
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