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お帰り「竜虎図」 古座川町の高池小4年が鑑賞 串本応挙芦雪館 古座川町立高池小学校4年生17人は7日、 串本町串本の無量寺境内にある串本応挙芦雪館 (館長=八田尚彦住職) を訪れ、 矢倉甚兵衞・同寺総代長の説明を受けながら鑑賞した。 古座川町の学校からの訪問は初めて。 社会科の地域学習の一環で、 郷土の有名人がテーマ。 当地方に多くの作品を残し、 近年注目度が増している長沢芦雪に着目した。 円山応挙と芦雪の重文指定作品、 竜虎図など5件32枚は、 奈良県立美術館の特別展に出展していたため、 児童らの到着直前に帰還したばかり。 「でかい」、 「 (虎の) 目がにらんでくる」 などにぎやかな出迎えを受けた。 児童の興味を引いたのは芦雪独特の 「魚」 の落款 (らっかん)。 矢倉総代長は凍った池で身動きのとれなかった魚が、 氷解後、 自由に泳ぎ回る姿に、 師・応挙が 「勉強するときは苦しくても、 積み重ねることで技量が上がる」 と教えたエピソードを紹介した。 田中美麗さんは 「初めて見たけど、 一番格好良いのは虎の絵。 私も絵が好きだけど、 とても描けそうにない」 と感嘆。 担任の高田義信教諭は 「地元の歴史、 文化に興味を持つきっかけになれば」 と熱心にメモを取り、 積極的に質問する児童らを見守った。 矢倉総代長は 「好きになってもらえれば一番だが、 まず地元にどんな文化財があるか把握してもらいたい。 将来、 よそに出たとき、 きっと何かの参考になるはず」 と話している。 同館は開館45周年を機に、 ことし8月3日に地元の教職員と役場職員を対象に文化財研修会を開くなど、 学習での積極的な活用を呼び掛けている。 |
![]() 矢倉総代長 (左) の説明を聞く高池小4年生=7日、 串本町の串本応挙芦雪館 |
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