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建設計画に反対 上野山区 し尿処理施設候補地問題で 臨時区民総会で決議 串本町・古座川町 串本町古座川町衛生施設事務組合 (管理者=松原繁樹串本町長) が、 新し尿処理施設建設の候補地に検討している串本町の上野山区 (梅野光児区長、 126世帯) は8日夜、 臨時区民総会を開き、 同組合から概要説明を受けたうえ、 計画に全会一致 (委任状含め80世帯) で反対を決議した。 同組合は 「新候補地選考を含め、 今後の対応を考えたい」 と話している。 現在稼働している串本町有田区の施設は1990年から15年間の運転期限を定めていたが、 同区の理解を得、 5年間の延長協定を締結した。 期限が10年3月31日に迫る中、 同組合は有田区に施設建設の申し出を行ったところ、 06年4月に 「運転期限を厳守し、 新施設は有田区以外での計画推進を要請する」 と文書回答があり、 新候補地を選考していた。 説明会で同組合は 「上野山の候補地は県開発公社所有地で用地取得が容易。 住宅からも離れ、 車の進入路も整備されている」 と選定理由を説明。 理解を求めた。 出席者からは 「候補地の隣に数軒民家がある」、 「汚水処理場のある区になぜ持ってくる必要があるのか」、 「田原のごみ処理施設建設時、 近隣に新たな迷惑施設を設置しない協定がある」、 「運搬車両が頻繁に通学路を走り危険」 など疑問がの声が相次いだ。 組合側は 「汚水処理場は区だけだが、 し尿処理施設は2町全体の問題」、 「協定はどこまでが近隣か決まっておらず、 住民合意が得られれば前へ進められる」 などと答弁した。 しかし、 「上野山ありきの説明」、 「好環境を求めて、 居住している人ばかり。 安直な判断で住民感情を害している」 など反対論は収まらず、 説明会終了後、 区として反対の意思表示を確認。 今後、 説明会も受け付けない姿勢を見せている。 現施設は総事業費約12億5700万円で、 年間維持管理費4607万円 (05年度実績)。 1日処理能力40キロリットル。 年間の総処理量は1万5887キロリットルで、 1日平均30車が搬入している。 対象地区人口は2万3997人。 建設まで候補地選考が難航し、 計画着手から約25年間を要した。 同組合によると用地決定後も建設には7、 8年が必要。 いずれにしても有田区と期限延長協議は避けられない見通し。 |
![]() 串本町・古座川町衛生施設事務組合が新し尿処理施設建設で上野山区に説明会を開いた=8日夜、 串本町上野山 |
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