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ヒノキ間伐材でナメコ栽培
研修会に地元住民ら参加
利用促進にも期待
那智勝浦町森林組合


 那智勝浦町森林組合 (久保逸郎組合長) は13日、 同町口色川の口色川会館で、 ヒノキ間伐材を原木としたナメコ栽培の研修会を開いた。 地元色川地区の住民や森林組合員、 町内在住者ら約30人が参加し、 原木への植菌と伏せこみの現地研修を行った。 東牟婁振興局林務課、 県緑化推進会東牟婁支部後援。

 ヒノキ原木ナメコ栽培は2003年に北海道大学和歌山研究林が実験を始め、 十分収量が得られるという結果を得た。 県林業試験場も昨年度までの2カ年度、 北大和歌山研究林と共同実験を行った。
 講師の同振興局林務課の大槻国彦さんが栽培方法を説明した後、 参加者は伐採直後の直径8〜14センチ、 長さ1メートルほどの生のヒノキ原木にドリルで穴をあけてナメコを植菌。 近くの山林内で伏せこみ作業の現地研修も行った。 年中湿気の多い杉林などが適地で原木に遮光率の高い寒冷紗を被せ、 さらに杉の枝で覆う。 発生には2年ほどかかる。 心配されるサルなどによる被害例はないという。
 原木100本に植菌した町森林組合は 「ナメコの原木として利用できれば、 やむなく切り捨てているヒノキ間伐材の利用促進にもなる」 と話した。
 同町二河の清水公平・二河生産森林組合長は 「ヒノキ間伐材でナメコ栽培ができるなら、 普及しようと参加した。 自宅裏で自家栽培できるなら、 その楽しさを町の人にも広めていきたい」 と語った。


ナメコ植菌の手本を見せる講師の大槻さん (中央) =13日、 那智勝浦町口色川

ヒノキ間伐材にナメコを植菌する参加者
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