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青春小説の傑作を翻訳
『アラスカを追いかけて』
那智勝浦町出身の伊達 淳さん


 那智勝浦町出身の翻訳家、 伊達淳さんが訳したアメリカ青春小説の傑作として評価されているジョン・グリーン原作の 『アラスカを追いかけて』 (白水社・税込み2100円) がこのほど発売になった。 伊達さんの作品はこれで5冊目。 ことし夏には社会派ルポの話題作 『サッカーが世界を解明する』 の翻訳を手がけたばかりで、 新進翻訳家の活躍が注目を浴びている。

 『アラスカを追いかけて』 はニューヨーク在住の29歳の作家、 ジョン・グリーンの作品。 米国図書館協会ヤングアダルト部門のプリンツ賞を受けている。 映画 『スタンド・バイ・ミー』 の高校生版とも言われ、 現在パラマウントピクチャーズで映画化が進んでいる。

 物語の舞台はアメリカの全寮制高校。 主人公のパッジは本好きの美少女アラスカに魅せられるが、 彼女が 「人生最悪の日」 に負った心の傷が、 パッジの高校生活を一変させることになってしまう。

 伊達さんは1971年生まれ。 新宮高校卒業。 94年に関西大学商学部卒業。 翻訳家を志し、 東京外国語大学欧米第一課程で学ぶ。 2003年翻訳小説 『マミー』 でデビュー。 主な作品に 『監視国家東ドイツ 秘密警察に引き裂かれた絆』 (いずれも白水社刊) などがある。

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