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12年ぶりにすす払い
補陀洛山寺の「渡海船」


 那智勝浦町の世界遺産、 補陀洛山寺 (高木亮享住職) に展示されている復元 「渡海船」 が20日、 12年ぶりにすす払い。 鳥居部分は朱色に塗り直され、 完成した当初の美しい姿で新年を迎える。 熊野・那智ガイドの会の会員と昨秋 「補陀洛渡海」 の再現芝居を行ったメンバーら約20人が清掃した。
 渡海船は1993 (平成5) 年4月、 本紙の寺本静生社長が製作し、 補陀洛山寺へ寄贈した。 船の構造などは本紙の客員だった故・中嶋市郎さんが研究し、 再現した。 昨年、 補陀洛山寺にスポットを当てようと町民グループが 「補陀洛渡海」 を再現した芝居を上演。 これがきっかけとなって船の清掃と整備が行われた。
 船は長さ約6メートル、 重さは1トン近くもある。 展示された小屋から10人以上かかって外に運び出し、 船体にたまったごみをはき出した。 清掃の後に那智山青岸渡寺の高木亮英副住職が補陀洛渡海について講話した。 来年11月に再現芝居が行われる予定になっている。


上部の鳥居部分を外し、 船内を清掃=20日、 那智勝浦町

4つある鳥居をきれいに塗り替えた
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