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感謝込め水差し寄贈
トルコの有名陶器会社が特製品
串本町


 串本町に、 友好国トルコの有名陶器製造会社から27日、 特製の水差し (高さ41・5センチ、 直径20センチ) が寄贈された。 同樫野のトルコ記念館で展示される。
 同館に民芸品を仕入れる会社、 アラトゥルカが、 商談で陶器会社を訪れた際、 イスメット・ギュラル社長から 「友好発祥の地である串本町に何か寄贈したい」 と申し出を受けたため。 水差しは寄贈のためだけに職人が一カ月かけて手作りしたという。
 陶器会社の代理として、 アラトゥルカ取締役のオジャクル・オルジャイさんがトルコ記念館を訪れ、 神田三知夫助役に手渡した。
 オジャクルさんは 「(樫野沖で遭難した) トルコ軍艦エルトゥールル号はドラマ化されるなど有名。 串本町、 日本人への感謝の思いが強い。 トルコには 『コップ一杯の恩は40年』 のことわざがあるが、 串本町民の親切はコップ一杯どころではない。 物で返せないが、 少しでも気持ちが伝われば」 とイスメット社長の言葉を伝えた。
 神田助役は 「遠い串本町まで友好の印を届けていただきありがたい」 と感謝。 「非常に珍しく、 記念館に展示し、 紹介したい。 機会があればぜひ串本に立ち寄って」 と伝言した。
 大阪日本トルコ協会の理事長でもあるオジャクルさんは 「日トは地理的に遠いが、 文化を通じ、 友好をより深いものにしたい。 串本はトルコにとって意義深い地。 民間レベルでも交流を発展させましょう」 と力を込めた。


トルコの有名陶器製造会社の特製水差しが串本町に寄贈された。 受け取る神田三知夫助役 (右) =27日、 串本町樫野のトルコ記念館
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