南紀州新聞社 ホーム
mark

大師堂を守ろう
串本町で有志が立ち上がる


 串本町和深、東地地区にある弘法大師ゆかりの堂が老朽化したのを救おうと地区の有志が修復に立ち上がった。
 同地区の「大師堂」と呼ばれる建物は昭和12(1937)年10月に建てられ築70年になる。建物は長年の風雨で傷みが激しく倒壊の恐れが出てきたことから、今年3月に地区の有志で「東地大師堂修復保存会」を作り、建物を調査したところシロアリ被害などが判明した。修復は4月に開かれた区民総会(角是明区長)で地区の総意として決議された。
 工事は屋根瓦のふき替えや壁、床の張り替えなど、資金約250万円が必要で修復保存会では地区民に寄付を募った。他府県に住む地区出身者にも呼び掛け、遠くカリフォルニアからも寄付が寄せられたという。
 保存会の浅利弘会長(78)は「町の文化財である建物を大事にしないと先祖に申し訳ない。地区民の熱意に応えるためにもすばらしいものにしたい」と力を込める。また「まだ資金不足なので地区にゆかりの方は協力をお願いしたい」と話していた。工事は6月初旬に始まる。


堂のそばには碑と伝説の巨大魚オオナ(大師魚)の説明板が

修復を前に会員らが片付けをした。大師堂の前で浅利弘さん=22日、串本町和深
ニュース一覧
| ご意見、ご要望 | 著作権について | リンクについて | 個人情報について |
Copyright (C) 2008, Minamikisyu Shimbun, All rights reserved.
南紀州ウェブプレスに掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。
著作権は南紀州新聞社またはその情報提供者に属します。